5/17の日曜日に朝から千年藤の“花芯摘み”を行いました。
昔は自治会で行っていましたが、
今は千年藤保存会のみなさんを中心に自治会の方や樹木医さん、
ここ1,2年前からは一般ボランティアの方にも加わってもらっております。

藤の花は、花が咲き終わると枝豆のような実が付くのですが、
老木の千年藤が実を付けるのには相当なエネルギーを使うそうなので、
実を付ける前に取ってしまおうという作業です。

当たり前になっていて年寄衆も気していなかったらしく正確には分かりませんが
歴史的には少なくても50年以上は確実に続いているようです。
脚立や梯子を使って藤棚の上の花芯を切り取る者、下でそれらを拾い集める者、
境内の草引きなどをする者など参加者は率先して出来ることを手分けして行います。
伝統行事なので自治会の者は勝手に作業を始めてしまうんですけどね。



今年、藤を見に来られた多くの方が「今年は花が少ないな」と言ってくれていましたが、
全くそんなことはありませんでした。
結局、半数ほどを摘み取るのが精一杯でした。
この作業は1日では終わらず日を変えて再度行われます。
衣川工務店のHP
posted by 衣川工務店 at 15:59|
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日記